長期的な節約につながる販売店との付き合い

他の章で「自分で出来る節約方法」について紹介しましたが、実はまだまだ節約方法は存在します。

意外な視点からの節約についてなどを実践して、さらに維持費を節約しませんか？

車にもある「節目」

最初に紹介したい節約方法は、「最適な乗り換え時期を見逃さない」という事です。

車には、乗り換え・部品の交換など一定の目安となるものがあります。
まずは「走行距離」。日経平均株価にも「節目」が存在しているのと同じく、車にも節目が存在します。最初の節目は「1万キロ」、その次が「3万キロ」、以後「5万キロ」「7万キロ」「10万キロ」と続いていきます。

ここに挙げた節目の距離を超える前に乗り換えや売却を検討されるとよいでしょう。

例に挙げると、5万キロを少し超えた車と4万9,000キロの車では後者を選ぶのが正解で、節目の手前で乗り換えや売却をした方が節約になります。

車は少しでも走行距離が少ない方が高価で販売・売却されるので、買う時・売る時共通で節目を見逃さない様にしましょう。

ちなみに、この単位は「初年登録から１年」「3年」「5年」「7年」「10年」と置き換える事も出来ますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

販売店で「損して得取れ」

次に紹介したいのが「販売店との付き合い」です。

一見、節約とは関係がない感じがしますが、販売店との付き合いが結果的に節約に繋がることがあります。

車をローンで買った場合、支払いも販売店に対して行って行く訳ですが、同時にオイル交換や整備などの定期的なメンテナンスで関わってくる事になります。

そうなると、自動的に販売店との接触も増えてきます。

ここで注意したいのが、販売店に対して「紳士的態度を心掛けて、支払いも遅れない事」です。

その理由は簡単で、買った方が紳士的に対応する事によって、販売店側が「このお客さんは大切にいないといけない」との気持ちになり、多少の値引きや通常の整備にプラスとなる整備、また待ち時間の短縮などの「様々な見返り」を得る事が期待でき、それが結果的に節約になります。

更に、次の車を買う時の購入時には「お買い得な車を他のお客さんより早く紹介してくれる」などのオマケもある場合もあります。

昔の言葉で「損して得取れ」と言う言葉がありますが、これをやる事で自分にとっての「得」を受ける可能性が上がるので、販売店の人とも上手に付き合っていく事は重要です。

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