SUVブーム到来といわれた2017年ですが、
実際にSUVの販売台数が2016年よりも
増加しました。その要因と2018年も続くのか
探ってみましょう。
◆2017年販売台数
2016年に比べると121.7%と増加しました。
特に貢献したのはC-HRといえます。
2016年12月に登場するや、新車販売台数で
1位を取るなどSUV人気に火をつけた1台と
いえるでしょう。
C-HRに負けじと追従していたのが
ヴェゼルです。
C-HRにSUVのTOPの座を奪われたものの、
安定して売れているのでSUV人気を
支えしています。
◆今年の注目は・・・
2018年、C-HRは好調を維持できるので
しょうか。しかし、好調なC-HRを
脅かすこの4台にも注目です。
<ホンダヴェゼル>
近年SUVをけん引してきたヴェゼルが
2月にマイナーチェンジをします。
細かな調整が行われますが、爆発的に
売れるということは無いでしょう。
しかし、発売から5年が経つこの年に
モデルチェンジも考えられます。
販売台数も減少傾向となっていることや、
買い替えの時期になるため、
ここでモデルチェンジを行って
既存ユーザーの囲い込みを図りたい
ところです。
<スズキクロスビー>
昨年の12月に登場したコンパクトSUVです。
4WDで様々なシチュエーションに
対応できるのに本体価格が200万円切る
というお手軽さと特徴のあるデザインから
女性受けしやすい車種となっています。
1月の販売台数はTOP30に入りません
でしたが、2月以降の動向によっては
C-HRを脅かす存在となることでしょう。
<マツダCX-8>
昨年の12月に登場した3列SUVです。
CX-3、CX-5が伸び悩んでいる中、
1月の段階で1万台を超える受注を
受けています。価格はC-HRなどに
比べると効果ですが、「プレミアム」を
演出する内装で、差別化を行っています。
<三菱エクリプスクロス>
2018年3月に登場するニューモデルです。
現在、ナイトショールームと称して、
夜に生配信されており、
エクリプスクロスの魅力について
語られています。
まだ、実車でのデータが少なく、
どのようなクルマに仕上がっているのか
わからないところもありますが、
RVRやパジェロよりも売れる可能性を
持っています。
◆まとめ
2018年1月ではC-HRが5千台と減少傾向に
あります。ミニバンに押されつつあるので
ニューモデルに後押しできるか注目です。
2018年はどのようなSUVが1位になるのか、
2018年も販売台数が増加するか各メーカーの
プロモーションの力の入れ方にも注目して
みましょう。