2017年10月に生誕35周年を迎える
日産のコンパクトカー「マーチ」。
2017年7月5日に「パーソナライゼーション」
という追加グレードを発表・発売しました。
◆パーソナライゼーション
パーソナライゼーションというグレードでは
ドアミラーとドアハンドルとホイールカバーに
ホワイトカラーを採用しました。
統一されたカラーの中に
一部違う色を使うことで
個性的に見せる演出をしています。
「G」や「X」、「XVセレクション」に
設定され、税込み32,400円の追加料金で
パーソナライゼーションにできます。
◆メインターゲットは変わらない
今回のパーソナライゼーションの追加に伴い
CMも新らしくなりました。以前から、
女性をターゲットにしてきた
マーチのCMですが今回は、
女性に合う色をテーマに
女性とマーチの一体感をアピールしています。
現在日産のCMでは主に性能を
アピールしていますが、
今回のマーチのCMは性能ではなく
色を強調しています。
「ナデシコピンク」のマーチのみを使用し、
ピンクの持つかわいいイメージと、
「カワイイって、無敵」のキャッチフレーズで
「マーチの可愛さ」を表現しています。
マーチCM:
https://youtu.be/mXbtbZJrgUw
使われているグレードは
「S プライムインテリア オプション装着車」
(パーソナライゼーションじゃない…)
◆影が薄れつつあるマーチ
マーチは1982年に登場し、
現在4代目となります。
以前はヴィッツ、フィット、デミオと
肩を並べて競い合っていました。
しかし、現状はノートが主流となり、
ノートの陰に隠れつつあります。
中古車でも下位グレードの2016年2月登録で
8000キロ走行したマーチが
本体価格で60万円弱で販売されています。
(現行モデルの新車本体価格115万円)
◆まとめ
同じ価格帯の他社コンパクトカーと比較すると
性能面でやや劣り気味です。
また、軽自動車も同じくらいの価格ですので
維持費という面からみると、
軽自動車もライバルとなりえます。
いま、板挟み状態のマーチですが、
女性をメインターゲットにして
いかに取り込めるか正念場となっています。
前回のフルモデルチェンジから
7年が経ちました。8~10年周期で
フルモデルチェンジしています。
40周年に向けて次回のフルモデルチェンジで
どのようにマーチは進化するでしょうか。
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