車いすの方でも走る喜びを

マツダは主に車いすを利用されている方も運転が
できるように手動運転装置付の車を開発し、
2017年09月21日より販売開始しました。

足でのペダル操作が困難な方でも運転することができ、
一人で自由に移動できます。

◆手動運転装置

フットペダルを使わず、両手のみでアクセル・ブレーキ、
ハンドリングができるような設計となっています。

<コントロールグリップ>
左手にあるレバーですが、アクセル・ブレーキ・
ウィンカー、ホーン等のスイッチが集約されています。

操作方法はレバーを手前に引くと加速し、奥へ押すと
減速します。

<ハンドル>
左はほとんどコントロールグリップの操作となるため、
ハンドル操作は右手で行います。
反動操作がしやすいように、オプションで旋回ノブを
取り付けることができます。

マニュアルモードも楽しめるよう設計されています。
右側のパドルシフトでアップし、ハンドルについている
ダウンスイッチでギアを下げることができます。

◆乗り降り

<乗降用補助シート>※オプション

車いすでの乗り降りがしやすいように運転席の
シート側面に折り畳み式のシートをつけることで
車⇔車いすの移乗をサポートします。

<車いすカバー>※オプション

車の乗り降りが一人できるように、車いすの収納カバーを
助手席に用意することで、助手席のシートの汚れを
予防できて固定もできます。

ただし、車いすの形状によっては収納できない場合も
あるので確認が必要です。

◆対応車種

発売されるのは以下の車種となっています。
価格に対する消費税は非課税です。

・ロードスターRF

・アクセラ(セダン・ハッチバック)

◆まとめ

足が悪い方でも車を運転する楽しみが持てる嬉しい
ニュースとなりました。
車いすの方でも自分で運転されている方は
いらっしゃいますが、このニュースが広まることで、
運転を諦めていた方にもう一度運転してみようと
思っていただけます。

ただ運転するだけでなく、ギアを選べるというところが
マツダがクルマに対する情熱が伝わってきます。

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