購入前に知っておきたい車の機能

近年安全性能が格段に向上し、運転中に
関わる危険を予防してくれるように
なりました。

メーカーによって安全性能のパッケージの
呼び名は様々ありますが、以下のような
機能が含まれています。

それぞれの機能を理解して上手に運転して
いきましょう。

 

◆ACC(アダプティブクルーズコントロール)

車間距離制御装置のことで以前より
「クルーズコントロール」や「クルコン」と
呼ばれている機能です。

主な機能としては車間距離と車速を設定する
ことでコンピュータが前のクルマとの
車間距離を一定に保ちながら速度を
コントロールしてくれます。

前に車がない場合は設定した速度で走って
くれます。また、前のクルマとの間に車が
はいってきた場合はその車との車間距離を
開けてくれます。

メリット

高速道路での運転が楽になり、運転時の
疲労を軽減できることや、
速度を保ってくれるため、サグなどで
気づきにくい車の減速を防いでくれて、
渋滞緩和に役立ってくれる。
一定の速度で走ることにより、
燃費もよくなる。

デメリット

前との車間距離が大きいとカーブで
見失ってしまい、追従してくれない場合が
ある。

追従している車との間に車が入ってくると、
距離を保とうとして減速したり、レーダーや
設定速度の範囲内でれば加速したりと、
燃費を悪くすることもある。

急な割り込みの場合システムが追い付かずに
追突する可能性もあるため、
運転手側でシステムを解除して適正な距離を
保つ必要性もある。

比較的空いている高速道路や、渋滞時に
使うことをおススメします。

高速道路での合流や料金所での使用や、
雨天、降雪時の仕様は控えましょう。

 

◆衝突被害軽減ブレーキ

車同士の事故で4割を占めるのが
追突事故です。

そんな追突事故を予防するための
サポート機能としてあります。

赤外線レーダーや光学式カメラ、
ミリ波レーダーにより前のクルマや
障害物との距離を計測し、
車速などを計算して衝突する可能性が
あると判断すると警告音や表示で
知らせてくれたり、急ブレーキを
かけたりしてくれます。

メリット

メーカーやグレードによっては人を
感知してくれるので、人身事故回避を
サポート。

デメリット

機能を過信し、わき見運転などをしてしまう
可能性があり。

レーダー探知機を取り付けている車は場合に
よって反応する場合があるので注意が必要。

 

気象状態により利き方が変わったり、
うまく作動しない場合もあります。

 

◆誤発進抑制制御機能

駐車場でアクセルとブレーキの踏み間違いを
して事故を起したというニュースを
よく目にするようになりました。

車載してあるセンサーをもとに障害物等を
検知し、障害物のある方向へ急発進しようと
すると、自動でブレーキをかけたり、
エンジン出力を抑制してくれます。

 

メリット

シフトレバーの入れ間違いによる衝突を
抑制してくれます。

市販で後付けできる商品も販売されている。

デメリット

センサーの種類によって作動範囲(距離や
人など)が異なるため、取り扱い説明書等で
確認する必要がある。

 

◆LDA(車線逸脱警報装置)

車を運転中、気づかないうちに白線を超えて
しまっていることがあるかもしれません。
その場合、対向車線と正面衝突したり、
ガードレールなどにぶつかってしまう
危険があります。

このLDAは光学式カメラが白線を認識し、
走行している車線からはみ出そうとすると
警告音や警告表示を出し知らせてくれます。
また、警告音だけでなく、ハンドルを
補助的に戻してくれるものあります。

ウインカーが作動しているときは起動しない
ようになっています。

これにより、より安全に運転することが
可能となりました。

メリット

車線を越えようとすると知らせてくれる。

デメリット

速度によっては反応しないものもあるので
LDAの速度の範囲をしておく必要があり。

車線が薄くなっていたり、見えにくい場合は
カメラが正常に判断できないため、
起動しない場合がある。

車線変更したらかならずウインカーを
戻すようにしないと、うまく作動せず、
事故につながる可能性がある。

 

◆オートハイビーム

夜間はハイビームにすることで歩行者や
障害物を認識しやすくなります。
しかし、対向車が来るたびにローに
戻したりするのが面倒です。

ハイビーム時に光学式カメラが対向車を
認識したら自動でローにしてくれます。
また、前に走る車がある場合もローなので
便利な機能です。

メリット

ローとハイを自分で切り替えなくていいので
運転に集中できる。

デメリット

カメラの認識範囲外だと機能しません。

また、前に車がいる場合でも、下り坂や
カーブではハイビームになることが
あるので注意が必要です。

作動する範囲を理解したうえで、周りに
迷惑をかけない範囲で使うように
しましょう。

 

◆まとめ

ご紹介した機能があると、運転中の疲労が
軽減されるのであるもの特に運転に不安が
ある人にはこれらが装備されている車を
選んでみてはいかがでしょうか。

しかし、機能を過信せずあくまでも
補助機能としてあるものだということを
忘れないようにしましょう。

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