2019年7月30日、北九州市小倉北区の国道で、飲酒運転で時速100キロ以上のスピードで車を走らせて事故を起こし、そのまま逃走した疑いで運転していた男性(30)が危険運転致傷などの疑いで逮捕されました。
警察によると、男性は先月の6月29日に酒を飲んだ状態で時速100キロ以上のスピードを出して車を運転、対向車線の車に衝突する事故を起こし、運転していた男性に重傷を負わせたにも関わらず、そのまま現場を立ち去った疑いです。
調べに対し、容疑を認めています。7月23日、
吉村容疑者は当時、事故を起こした車に知人の18歳の少年を無理やり乗せ、監禁していた疑いで、7月9日に逮捕されていました。
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00012742-cbcv-l21
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路線バスとの衝突事故の事故処理のやり方は?
この事故では幸いにも怪我が軽かったとのことですが、乗客が多いバスとの事故ではバスの運転手が乗客の安否確認を必ず行い、乗用車側の女性は警察や救急車を呼び怪我人の手当てを優先させます。
一方で、事故に巻き込まれた乗客はその場で待機し、バスの運転手の指示に従って行動します。
場合によっては警察の現場検証で証言をしたり、怪我人の手当てや救助をお願いされる場合があることを知っておきましょう。
怪我人の救助が終わった場合、乗用車のドライバーは自分が加入している保険会社に連絡、バスの運転手は会社に事故の報告を行います。
現場検証が一通り落ち着いたら、乗っていた路線バスは運航中止となるため、同じバス会社の代行バスが来るのを待ちます。
交通事故はその時はアドレナリンが出ているので痛みや怪我が分からずに、後日に症状が現れ始めることもあります。
あとから治療費を払ってもらうことも想定し、バスの運転手にバス会社のお問い合わせ窓口の連絡先を聞き、自分の名前や連絡先などを伝えておきましょう。
バスの乗客の損害賠償は誰が払う?
もしも事故に遭ったバスにたまたま乗り合わせていた場合、損害賠償は誰に請求すればいいのでしょうか。
この事故のケースでは乗用車を運転していた女性の過失割合が大くなるため、女性とバスの双方に損害賠償の請求ができます。
仮にバス会社の過失割合が0で女性が100%の過失となった場合、事故を起こした女性とのパイプ役になってくれるのは
乗車していたバス会社になるため、請求先や連絡先はバス会社を通して相談しましょう。
一方で、事故を起こした乗用車の女性は賠償金は保険会社に加入している場合はその対応はもちろんのこと、
自信のハンドル操作のミスによって起こった事故ということもあるので、免許の返納を検討してみるのも大切です。
まとめ
公共機関の乗り物で事故に巻き込まれた場合は、その乗り物の運転手の指示に従うことが大切です。
また、バスの運転手は会社のマニュアルに従い、もらい事故を起こした場合の対応をしっかりこなさなければいけません。
一方で、バスに追突した側であれば、怪我をした乗客との連絡はバス会社に仲介して教えてもらい、過失割合に合わせた賠償金額を支払う必要があります。
任意保険に入っていれば事故の相手が公共機関の場合でも対応してもらえるので、保険会社に相談してみましょう。