路上寝込みを車でひいた場合はどっちが悪い?過失割合を検証してみた!

2019617日午後9時ごろ、沖縄県うるま市の市道で、酒に酔って道路中央に寝ていた同市の60代男性が、車にひかれる事故が発生。

 

60代男性は顔面に切り傷を負ったものの、命に別条はありませんでした。

 

警察よると、十字路を左折した先に泥酔状態だった男性が路上で寝込んでいたそうで、運転手は男性には気付かなかったようです。

出典:https://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-20190620103452.html

 

酔っぱらいの路上寝!事故処理はどうなる?

 

この事故は夜間の視界の悪い状態で起こったであろう事故なので、運転手は60代男性にぶつかって初めて人が寝込んでいたことに気付いたのではないでしょうか。

 

何かにぶつかったと感じた時は、素通りをせずに一旦車を路肩に停めて確認をすることが大切です。

 

今回は、60代男性が顔に怪我を負っていた様子から初めて人身事故と気付いたことが考えられます。

 

その場合は慌てずに、相手が血を出しているようなら止血などの手当を行って安全な場所へ誘導してから、急いで救急車と警察を呼びましょう。

 

相手が路上寝であっても歩行者という立場には代わりがないため、加入している任意保険の人身事故扱いとして怪我をした男性と示談交渉を進めていきます。

 

路上寝を轢いても車の過失?

 

一般的には、歩行者側の信号無視や飛び出しなど、車側にとっては理不尽に思えるような事故であっても車には過失責任が問われ、その割合は30%と言われています。

 

今回のように路上寝込みをしている人であっても人身事故には代わりがないため昼間の場合は70%が車の過失、夜間の場合であれば50%が車の過失になってしまうことが多いのが現状です。

 

そこから高齢者や幼児、障がい者などの有支援者であった場合はさらに1020%の過失割合が加わるのですが、今回の場合であれば50:50の可能性が高いでしょう。

 

60代男性は切り傷を負ったそうなので、怪我の治療費としてはそこまで負担はない場合も考えられます。

 

今回のケースであれば、60代男性にかかる治療費などは半額の支払いをすることになるでしょう。

 

何が起こるか分からないからこそ「保険」に加入を!

 

酔っぱらって路上に寝込んでいたり座り込んでいる人と接触事故を起こした場合、理不尽に思えるかもしれませんが相手の被害状況を確認して救助をし、警察に連絡することは避けられません。

 

車を運転している以上はどのような歩行者と接触事故を起こすか予知することはできないので、どのような被害が起きても対応出来るように任意保険には加入しておくと安心です。

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