2019年7月31日午後13時27分頃、愛知県春日井市勝川町沿いの国道19号線で乗用車とトラックの接触事故が発生。トラックと乗用車は互いに「幅寄せ運転」などの危険運転を繰り返し書類送検されたもよう。トラック運転手は「車線変更を何度も繰り返し、イライラしたので幅寄せした」と容疑を容認。乗用車の運転手は「トラックが幅寄せしてきたが、自分はがば寄せしていない」と容疑を否認しているとのこと。
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190920-00010006-sp_ctv-soci
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煽り運転されたから煽り運転をやり返したら罰が待っている?
「煽り運転を受けて、煽り運転をやり返す!」といった事案が最近増えているようです。ついにニュースにも登場し、「喧嘩両成敗」が如く、両人とも書類送検されたとのこと。内容は一方が幅寄せしてきたのでもう一方が仕返しに幅寄せを繰り返し、最終的に当ててしまう…といった事案となったようです。煽られても煽り返すというのは対処的に間違っている!事を証明されたといっても過言ではないでしょう。では、煽り運転を受けた場合どのように対処すればいいのでしょうか?
煽り運転をされた時の対処法
1・道を譲る
「煽り運転を受けて腹が立つ」というのは、一般的なドライバーの共通認識かもしれません。しかし、大きな事故にも繋がる恐れがあることを考慮し、グッと堪えて「道を譲る」といった判断が予防策になることもあります。まずは煽られてるな~と認識したらできるだけ道を譲るというのが第一ステップといえるでしょう。
2・ドライブレコーダーや同乗者のスマホで記録
道を譲ってもしつこく煽ってくる場合は万が一に備えて「証拠を残す」といったことも考えましょう。ドライブレコーダーの使用や同乗者に危険にならない程度に、スマホでの撮影協力を要請します。撮影行為がさらなる煽り運転を炎上させることもあるので、なるべく相手を逆上させないように注意しましょう。
3・安全な場所に停車し110番通報
高速道路内で幅寄せや急停車などの煽り運転を受けた場合はただちに最寄りのサービスエリアやパーキングエリアに非難。一旦逃げるために最寄りの出口から高速道路を降りるのも有効手段といえるでしょう。車線上や路肩は後続車を巻き込んだ玉突き事故に発展する可能性があります。
相手にどんな因縁を付けられてもドアをロックし、110番通報しましょう。車外へ出ることは避けて警察官の到着を待ちましょう。
煽り運転の予防
煽り運転はもちろん悪いですが、煽られない運転を心がけることにより予防できる場合があります。以下の運転にはとくに細心の注意を払いましょう。
- むやみやたらに車線変更する
- 追い越し運転をする癖がある
- 待つのが億劫で割り込みをしてしまう
今回の事故も「煽られた乗用車が何度も車線変更してきたことから、腹が立って幅寄せをした」たと供述している通り、煽り運転の半数以上は相手の行為に何らかの不満を持って事件や事故に発展することが多いといわれています。
自身の運転をもう一度確認し、「譲り合いの精神」を日ごろから心がけることが一つの事故を減らす可能性につながるかもしれないと再認識することが大切かもしれません。