トヨタの未来はカナダで決まる?

トヨタ自動車株式会社の販売事業体である
トヨタカナダはカナダのケベック州に
おいて、「MIRAI」を2018年の年内より
一部のフリート先に販売開始することを
発表しました。

フリート販売は、期限・買戻し価格を設けた
うえで販売する方法で、レンタル会社を
対象に行ったり、政府や企業向けにの
販売したりします。

 

◆世界展開に拍車を

トヨタは2017年1月より3台のMIRAIを
カナダに試験導入しており、メディアや
政府関係者向けに燃料電池車への
理解促進活動(試乗など)に力を入れて
いました。

その結果、カナダで重要な寒冷地性能、
短時間で済む水素充填・ガソリン車同様の
航続距離など、MIRAIの性能や実用性に
関して、カナダのユーザーから理解を
得られたと判断し、2018年よりフリート
販売開始に至りました。

特にカナダのケベック州は再生可能
エネルギーを積極的に導入しています。
世界第4位の水力発電所があり、
水素生産地としても申し分ないため、
トヨタは州政府当局と協力して
水素インフラ整備に向けての連携を
進めています。

2018年からプラグインハイブリッド車
「Toyota Prius Prime」(プリウスPHV)の
カナダ全土での販売に先駆け、
ケベック州では、2017年の中頃から先行して
試験販売を行ってきました。
また、モントリオール国際自動車ショーでは
MIRAIを展示・試乗会を行い、一般への
周知を行っていきます。

 

◆トヨタの未来を占う2018年となるか

トヨタは日本をはじめ、アメリカや欧州に
向けてMIRAIの販売しており、
累計で5300台を超えました。
それ以外の国においても実証実験を
進めています。

寒冷地でのバッテリー問題は重大で、
ハイブリッド・電気自動車において燃費や
航行持続距離に影響します。

よって、今回のカナダでの経験がMIRAIの
世界展開に拍車をかけることができるか
どうかがカギとなりそうです。

トヨタとしてもガソリン車から電気自動車や
燃料電池自動車へのシフトを早く行って
いきたいところでありますし、日本でも
水素ステーションなどのインフラ事業の
連携を取っているため、日本一の自動車
メーカーとしてはリーダーシップを
取らなければならないこともあるのでここで
結果を出すことが求められてきます。

 

◆まとめ

自動車メーカーの脱ガソリン車の動きが
強くなってきました。各メーカーとも
低燃費志向からゼロエミッション志向へ
シフトしてきています。

トヨタが率先して引っ張っていけるかは
やはり、ユーザーに受け入れてもらわな
ければなりません。

電気自動車の方が普及しており、FCVの
性能向上も重要ですが、FCVの認知度を
広めていくことが今後のFCVの未来を
占ううえでは最優先となりそうです。

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